2017.11.27/Event
「C3 AFA SINGAPORE 2017」シンガポールより『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』アジアプレミアの速報が到着!来年1月に放送を控えている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、これまでアメリカ(ロサンゼルス)、ドイツ、京都とワールドプレミアを行ってきた。今回は、ワールドツアー最後の地となるシンガポールでの模様をお届けしよう。
11月25日、シンガポールで開催されたC3 AFA SINGAPORE 2017にて『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のブース展示、そしてアジアプレミア上映&トークイベントが行われた。
アジアプレミア上映&トークイベントの会場には1000人を超える観客が集まり立ち見も出るほどで、相当な熱気に包まれていた。イベントが始まり、シリーズ演出の藤田春香、キャラクターデザインの高瀬亜貴子、ヴァイオレット・エヴァーガーデン役の石川由依、OPテーマシンガーのTRUE、エリカ・ブラウン役とEDテーマシンガーを務める茅原実里、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのコスプレイヤーAngieの6名が登壇し、拍手で迎えられた。
上映に先駆けて石川さんから「この作品は、国や文化が違ってもたくさんの人の心に響く作品だと思います。こんなに大きなスクリーンで観られる機会はなかなかないので、ぜひ素晴らしい作画と音楽と、物語を堪能して帰ってください」と挨拶があり、待望の上映がスタートした。
上映が終わると、観客からはひと際大きな拍手と歓声が贈られた。再び6人のゲストが登壇し、それぞれ今の心境や本作の見どころについて語った。キャラクターデザインや作画で意識しているところを訊かれた高瀬さんは「世界観とキャラクターをなじませるために光の方向を意識して描きました。光の方向と反対に照り返しを入れています」と作画のポイントを話した。
続いて行われたのがライブセッション。TRUEさんが登場すると割れんばかりの歓声が上がった。TRUEさんはOPテーマ「Sincerely」を熱唱。心のこもった歌声に、会場もペンライトの青い光で応えてくれた。さらに茅原さんが登場しEDテーマ「みちしるべ」を優しく丁寧に歌い上げると、観客たちも聞き入っていた。
ライブのあとはフォトセッションが行われ、会場のファンたちと一緒にゲストたちが写真やムービーを撮影し大いに盛り上がった。
最後に、藤田さんがゲストを代表して「『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のワールドツアーも、ここシンガポールが最後になります。皆様に第1話をお届けすることができて本当に嬉しいです。シンガポールでは2018年1月からNetflixで配信が予定されています。皆様のご期待に添えられるように、心を込めて作っておりますので、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました!」と挨拶。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ワールドツアーのラストを締めくくった。
いよいよ放送まであと少し。来年1月の日本での放送開始、そして世界配信を楽しみにしていてほしい。